【総務の綾野さんが聞く】店舗のスケルトン・原状回復工事を簡単に安く依頼する方法は？

飲食店、小売店など業態に関わらず、物件を賃貸した場合、退去する際には原状回復が必要になります。

登場人物　- 店舗スケルトン 編 –

綾野 恵里那

25歳 総務部 入社3年目
移転に関わることは初めて。
一見抜けていて、めんどくさがりだが、仕事は責任を持ってやり遂げるタイプ。
その責任感への評価と、もう一皮むけて欲しいということから移転の担当者へ
抜擢される。
考えるより行動が先のタイプ。

コンシェルジュ 原田

原状回復歴20年の原状回復コンシェルジュで建築士の資格も持っている建築のプロフェッショナル。
積極的にコミュニケーションを取るタイプではないが、周りをよく見ており、
適切なアドバイスができる。
行動するよりまずは考えるタイプ。

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綾野さん
「原さん、うちの東京店の移転の件ですが、居抜きで入ったので原状回復も入ったときの状態で返せばいいですよね？」

コンシェルジュ 原田
「ちょっと待った。綾野さん、契約書は目を通した？うちは居抜きで入ったけど造作も買い取っているしスケルトンで返さないといけないんだよ。」

綾野さん
「えっ、そうなんですか！？原状回復だからてっきり入った時の状態に戻せばいいのかと　思ってました！」

コンシェルジュ 原田
「原状回復という意味ではそうかもしれないね。ただ、契約書にはスケルトンで返すと記載されているので、その通り対応しないといけないんだ。」

綾野さん
「分かりました！じゃあ、スケルトンにできる業者さんを探してみますね！
　あっ、原田さん！スケルトンってなんですか！？」

コンシェルジュ 原田
「知っているのかと思ったよ・・・。スケルトン工事とは、壁や天井、床などの内装を全て解体し、躯体の状態にすることだよ。だからエアコンも撤去するし、コンクリートの下地(いわゆる打ちっぱなし)がむき出しになっている状態だね。」

綾野さん
「なるほど、イメージがつきました。」

コンシェルジュ 原田
「ただ、トイレをやエアコンを新しくしたし、念の為、管理会社経由で大家さんに全て撤去するのか残すのか確認してみてくれ。」

綾野さん
「わかりました！」

原状回復という名前が示す通り、通常は借りた当時の状態に戻すことになります。
但し、居抜きの場合は、造作物がある状態で入居してもスケルトンで返す契約になっていることが多く、また、スケルトンで返す契約なのに、大家さんと話してみたら残してもいい部分があり、費用が安く済んだというケースもあります。

事前に契約書と、大家さん・管理会社へは必ず確認を行いましょう。

店舗スケルトンのことならまずはコンシェルジュへ相談しよう！

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