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内装解体工事はオフィスの壁ってどうするの?残す?解体する?

オフィス内装解体

オフィスを移転する際に原状回復として、内装工事を行おうとしている人も多いかもしれません。

内装工事の際に気になるのは壁かもしれません。

旧オフィスにオフィスとして構えるために、自分で壁を作るなどして元々の部屋には無かったものを作ることもあるからです。

そのような場合は「壁を残しても良いのか?」、それとも「壁は解体していくのか?」と気になるはずです。

オフィスの内装工事について紹介していきます。

オフィスの壁はどうするべきなのか

一般的にオフィスを自分の仕様に合わせて変更した場合は、内装を借りた当初の状態に戻す必要があります。

そのため、もしオフィスの内装で自分で変更したものがあるなら、基本的に全て原状回復として壁を解体する必要があります。

壁以外にも、内装のために自分で仕様を変更したなら元に戻す必要があります。

例えば、ビル指定のカーペットが敷いてありましたが、自分のオフィスのイメージに合わなかったため、別のカーペットに変更した場合、たとえそのカーペットが綺麗であっても元にビル指定のカーペットに変更しないければなりません。

ビルの内装工事は、坪あたり2万円から6万円ほどかかります。

そのため、内装工事の費用も安くはありません。

もし、オフィスの内装工事を抑えたいと思うならば、可能であれば居抜き物件として募集をかけることができます。

居抜き物件とは、前入居者の家具や間仕切り壁をそのままの状態にした物件です。

オーナーの承諾が必要ですが、居抜き物件として旧オフィスの募集をかけることができれば、内装工事の際に壁を解体せずに残すことができる可能性があります。

天井の補修やカーペットなども剥がさずに、そのまま残すことができます。

ただ、この居抜き物件は募集期間が限られているので、なるべく早く募集をかける必要性も生じます。

募集中に入居者が決まらなければ、原状回復を行う必要があります。

借りた物件が居抜き物件だった場合は

オフィスを借りる際に、それが居抜き物件で契約している人もいると思います。

居抜き物件であっても、賃貸契約において退去するときは原状回復をする必要がありますが、「スケルトン物件まで元に戻さなければならないのか」、と疑問を持つ人もいるかもしれません。

スケルトン物件とは、建物の基本構造の床や壁、天井だけを残して入居時の状態になるように行うことです。

居抜き物件を借りた際、原状回復をするときは一般的にスケルトン物件に戻すことになります。

ただ、契約によって異なってくることもあります。

契約書で「スケルトンで返す必要がある」と書かれていた場合には、スケルトンで返す必要がありますが、契約書にそう書かれてない場合は、スケルトンで返す必要はありません。

また、スケルトンで借りていない場合も、原状回復をする際はスケルトンとして返す必要もありません。

つまり居抜き物件の内装の壁を解体するか残すことができるのかは、契約書次第になってきます。

そのため、居抜き物件をオフィスとして利用する際は、契約書を見ておくことも大事になります。

居抜き物件で借りた当初に壁が作られており、自分が作ったものでなくても、原状回復で壁を解体する際は、居抜き物件を借りて本人が原状回復の費用の負担を負う必要があります。

居抜き物件をスケルトンにするならば、かなりの費用を負担をしなくてはならなくなるので、その点を明記しておく必要があります。

オフィスの内装原状回復に関しての注意点

オフィスの内装工事をする際に注意することがあります。

オフィスの内装解体工事をする際は、1坪あたり2万円から6万円になります。

まずは費用の点です。

安い価格であれば2万円から行うことができるので、2万円ほどの価格で工事をしてくれる業者を選ぶようにすると良いです。

また、6万円以上の価格で解体工事をしてくる業者は悪徳業者の可能性が高いので、相場よりも高い価格で工事をしてくる業者には注意が必要です。

また、解体作業を行う際は多くのゴミが発生します。

飲食店であれば、テーブルなどの残置物を処理しますし、オフィスの場合も壁を壊したりすれば、断熱材などのゴミが出てきます。

これらのゴミは一般的に産業廃棄物なので、業者に頼んで処理してもらう必要があります。

そのため、自分で壁を解体してゴミを自分で処理することはないようにすべきです。

また、業者が壁のゴミを解体してゴミも処分してくれますが、これらのゴミは適切な方法で処理する必要があります。

悪徳業者であれば、廃棄物処理を適当にして、その後にゴミのトラブルを招くこともあります。

そのため、業者が信用できるものであるか確認しておくことも大事になります。

ただ、一般的なゴミである、紙やプラスチックなどは自分で処分することができます。

このように内装の解体工事には、注意する点があります。

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