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オフィス移転に伴う電話工事・ネットワーク工事について

オフィス移転の電話・ネットワーク工事

新しいオフィスに移転する際には、いろいろな手続きを行う必要があるので、とても忙しくなります。

新しいオフィスに揃えるものはたくさんあるので、「どれから手を付ければ良いのか分からない」と感じるかもしれません。

オフィスで大事なものに、電話とネットワークの設置があります。

ただ、移転に伴って電話とネットワークの工事の内容があまり分からないこともあると思います。

これらの点について紹介していきます。

オフィス移転の電話工事について

オフィスの移転が決まれば、早めにスケジュールを立てて電話やFAXの移設を専門業者に依頼することが大事になります。

余裕を見て移転日の3、4ヶ月前には移設の依頼をしておくことが大事になります。

依頼する際に、導入したい電話回線、使用したい機器、主装置の設置場所、新環境で使える回線などを事前に検討して調査しておくと移設をスムーズに行うことができます。

電話回線にはアナログ回線やISDN回線、IP電話、ひかり電話があります。

また、移設に伴って電話番号が変更になるのかも確認しておくことが大事になります。

電話番号が変わってしまって仕事先や顧客に影響が及ぶこともあるので、しっかりと確認しておくことが大事になります。

電話の移設を決定することができれば、電話またはメールで電話回線開通の申込を行います。

その際に電話を引き継ぐ住所も聞かれるので、確認しておくようにしてください。

電話番号を変更の場合は候補の中から電話番号を選ぶことができます。

工事の日取りを決めます。

当日は工事をするために業者が来てくれます。

工事には主装置工事、交換機工事、電話機設定工事、屋内配線工事があります。

主装置工事は複数の電話機を同時に使用することができます。

交換機工事は、電話機器を数千台登録でき、複数のフロアや拠点で内線ができます。

電話機器設定工事は、NTTが引き込んだ電話回線を電話機に繋いで使えるようにします。

屋内配線工事は社内の各電話機まで繋げるための配線工事であり、建物内部にすでに電話回線がある場合は、不要です。

電話回線の費用は交換機工事で1台1000円、室内配線工事で2400〜4800円ほどになります。

オフィス移転のネットワーク工事について

オフィスを移転した際、ネットワークの工事も必要になります。

ネットワークに関しては、可能なら現在の回線プランと利用状況を確認して選択することができます。

使用している回線プランが業務用の回線であれば、帯域保証があるサービスなども検討することができます。

インターネットを利用するには、インターネット回線事業者と契約する必要があるので、移転前に利用していたサービスを変更するなら、解約と新規契約の手続きが必要になります。

サービスを継続するなら、回線の移転手続きをしてもらいます。

また、インターネットにはISPとの契約も必要です。

ただ、これは回線事業者がISPを兼ねていることが多いので、回線事業者と合わせてサービスを比較する必要もあります。

インターネット回線が決まれば、開通工事を行います。

ネットワーク工事には、配線工事、システム設計、通信機器の設置、セキュリティの設置などがあります。

ネットワークの工事はネットワークの仕様に伴って工事を行います。

ネットワーク機器の追加をした場合は、通信ラックを追加して各種LAN配線を整理して接続します。

通信ラックを新しい事務所に移設するならば、丁寧に配線して、通信ラック内のLANケーブルの配線状況も改善します。

このように工事します。

オフィス用のネットワークを構築しているならば、移転に合わせてネットワークを移行します。

機器をそのまま持っていく方法と移転先のオフィスにネットワークを新設する方法があります。

費用は大体10000円からスタートしてLAN配線の本数により値段が上がってきます。

7万円〜13万円ほどになります。

移転時の工事の注意点とは

オフィスの移転が決まった際に電話工事やネットワーク工事を行いますが、いくつかのポイントを押さえておくことが大事になります。

まず、ビジネスフォンはすぐに移設することができません。

電話回線を利用中の通信キャリアに移設手続きを行い、ビジネスフォンは工事業者に移設の工事の手配をする必要があるので、別々に行います。電話回線の移設手続きをしてから工事日取得まで約1ヶ月ほど時間を有するので、時間に余裕を持つことは大事になります。

ネットワーク工事の場合も将来のことを考えた配線工事をする必要があります。

レイアウトを変更するたびに配線工事をすればコストも手間もかかるので、基幹のLANなどを床に埋め込むなどして、レイアウトによるコスト削減を考えておくことも大事になります。

電話やネットワークの工事を同時に行うのは、難しい場合もありますが、計画的に行うことで移設してから直ぐに仕事に取り掛かることができます。

スケジュールをしっかり決めて行うようにするのが大事です。

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